今年こそはと心に決めて前日の夜から準備をしていた。
何って?
七草粥だ。
昨年の1月8日。
7日の夜に七草を使ったクリームパスタを作って食べたという話をどや顔でしていたのだが
「七草は1月7日の朝に食べるものなんだよ。あとパスタにするとか意識高いね(笑)」
と笑われてしまった。
この悔しさを胸に、来年こそはリベンジしてやると心に誓っていた。
そして今日待ちに待った1月7日。
しっかり早起きして早朝からお粥を作って食べた。
温かくて、シンプルな味付けがじんわりと染みた。
だからって特になにかあるわけじゃないんだけどね。
リベンジでも何でもないんだけどね。
ちなみに昨年笑われた人は今年は食べなかったそうだ。
なんだよそれ。
さて、夜は少しお酒を飲んだくらいで書くことないのでお題でも。
今週のお題「わたしの実家」
年末年始実家に帰って思った事などはもうすでに書いたのだけど、もう少し書いてみようと思う。
僕の場合、実家に帰るというのは簡単なことではない。
お金も時間もかかるので、頻繁には帰れない。
基本的に年に1回しか帰らない。
その1回をどこにするかを毎年考えるが、正月より夏に帰ることが多い。
だって泳ぎたいからね。
年に1回の帰省で実家に帰ると毎回それなりの変化に気付く。
まずは物量である。
今は父母の二人暮らし。なので、家の広さを完全に持て余している。
また、家族分の食器や調理器具などでキッチンやリビングの棚もパンパンのまんまだった。
そこで数年前から母親は断捨離を決意し、少しずつ少しずつ物を減らしていってる。
2年前に帰ったときなどは、断捨離の鬼と化した母親によって家はすっからかんにされていた。
しかし、そこから少し流れが変わってきている。
物がなくなったことに安心した母親は、一度断捨離のスイッチを切る。
そして今度は物が欲しいモードに切り替わってしまった。
そのため帰るたびに見たことない最新調理器具や、最新家電が投入されたりしている。
今回の帰省でも新作があった。
手をかざすと口が開くバカでかいゴミ箱と、電気圧力鍋が2台。
母親は一体どこに進んでるのだろう。
手をかざすと口が開くゴミ箱なんて、口が開くのを待ってられないとか言ってスイッチ切って口あけっぱにしてたし。
キッチンのリフォームに伴い、三口コンロから二口に替えた。だから電気圧力鍋があれば便利だと言っていたが、今回の帰省では2台あるうちの1台も稼働していなかった。
その分コンロはフル回転していたけどね。
洗面台回りもとんでもなく充実していた。
新しいドライヤーに、新しい洗濯機。
洗剤と、柔軟剤は数種類ずつ置いてあった。
たった二人でどんだけ洗濯をするというのか。
父用と母用で柔軟剤を変えてるのか。
また、数年前から実家ではルンバが活躍していたのだが、今回の帰省では新たに2体のルンバのようなものが確認できた。
ルンバは1台で、あとの2台は拭き拭きする用の別のマシーンだった。
そしてよく見たらルンバは代変わりして新品だった。
満喫してるじゃねぇか。
昔のものをずっと使うのもいいし、最新の家電に触れながら楽しく家事をしてくれてもいい。
本人たちがハリのある生活をしてくれたらなんでもいい。
物であふれていてもいい。すっからかんになっていてもいい。
帰った時に元気に「おかえり」と言ってもらえたら。
今年はどのタイミングで帰ろうか。
なるべく帰れるときは帰ろう。
そのために飲み会減らそう。