むらよし農園

面白いことが書ければと。

遠くで飲みたい

早朝6時に起きる。

雨だ。こんなに朝からしっかりと雨が降るのは久しぶりだな。

 

雨だが、えいやっと外に飛び出しモーニングへ。

いい店見つけたので近いうちに紹介しよう。

 

 

食べ終えてからジムへ。

久しく行ってなかったので、何していいか少し分からなくなった。

とりあえず上半身の前面がっちり。

 

これからはしっかり通おう。

 

 

家に戻りブログを書いてランチを。

そのまま少し昼寝して準備する。

 

今日は市内から大分離れた場所での飲み会を計画した。

 

家から徒歩やチャリ、路面電車で飲みに行くのに困らない、コンパクトなつくりの高知市に住んでいる。

 

そうすると、どんだけ遅くまで飲んでも、タクシーで帰れるので時間を気にしない。

世の中のほとんどの人が気にしているだろう『終電』のことなど考えたこともない。

 

 

なので、今日はあえて電車じゃないといけないようなところを選んだ。

 

駅で友人と待ち合わせる。

普段から車移動ばかりのメンツで駅に集合するだけでもうちょっとわくわくしていた。

 

時刻は16時40分。

こんな時間から動き出さないといけないなんて正直不便だ。

電車代も片道520円もかかる。

 

それでも楽しい。

 

車窓から見える景色も新鮮で、こんな楽しみもあるのかと感心した。

 

ワイワイ言いながら電車に揺られること30分。

 

『のいち駅』に到着。

 

まだまだ明るい時間だが、アウェーの地での飲み会を始めよう。

 

ネイティブの先輩にアテンドしてもらいながら、いい感じのすし屋でがっぷり3時間ほど飲んだ。

 

完全にべろべろになり、もう一軒行こうかと外に出る。

 

外に広がっていたのは、ヨーロッパのように霧に包まれた景色だった。

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少し歩いて振り返るともうさっきまでいた場所は見えない。

 

もう一軒の店を探そうとウロウロする。

アテンドしてくれる先輩はベロベロで使い物にならない。

 

自分たちの嗅覚のみで探す。

 

すると一人の先輩が急に走り出した。

 

いい店見つけたのかな?

先輩は一瞬で霧の奥に消えていき、姿が見えなくなった。

 

 

この霧になにかよくない成分が含まれていて、精神をやられたのかなと思った。

 

もう先輩は諦めて店を探すこと5分。

 

よさげな大衆酒場があったのでそこにしようと話していると、先輩が小走りで戻ってきた。

 

先輩は両手で何かを抱っこしている。

 

目を凝らすと、それがケンタッキーのデカいバケツのような容器であることが分かった。

先輩は何を思ったのか、ケンタッキーのオリジナルチキンを12ピースも買ってきていた。

やはりこの霧にはなにかよくない成分が含まれていたんだな。

 

みんなで暗い道端でケンタッキーを頬張る。

 

霧に包まれたなかで食べたケンタッキーは今年食べた食べ物の中でトップクラスの美味しさだった。

 

食べ終わり、さぁ入ろうと居酒屋に行くと満席で入れなかった。

 

そういえば僕らがケンタッキー食べてる間に若いグループが入っていったな。

ケンタッキー食べてる場合じゃなかった。

 

 

もうこのさい何でもいいやとガストに入る。

 

理由は分からないがチョコバナナパフェと赤ワインを頼んでいた。

 

 

そこでしばし飲んで22時前。

 

終電が迫っていた。

 

 

急いでガストを飛び出し駅へ走る。

こんなことも初めてのことなので楽しかった。

 

電車に揺られて家路につく。

 

こりゃ楽しい飲み方見つけたな。

高知は東西に長い。

行ったことはあっても飲んだことない土地ばかりである。

 

そんな地へ公共交通機関を使って飲みに行くシリーズを始めよう。

 

 

 

それにしてもケンタッキー美味しかったなー