むらよし農園

面白いことが書ければと。

かつやの期間限定全部食う。テイクアウト限定、禁断のかつや盛り

仕事も終わった22時。

 

とある強敵との戦いが始まろうとしていた。

 

 

その強敵の名は『かつや盛り』。

 

 

言わずと知れたあたおか(いい意味で)チェーン店「かつや」の期間限定商品である。

 

僕はかつやの期間限定商品は全部食べると決めている。

 

murayoshinouen.hatenablog.com

 

今年は今のとこコンプリートしている。

 

今回の期間限定商品である『かつや盛り』だが、これまでの商品と違い、テイクアウト専用である。

 

そして弁当箱に入っているが、ご飯は入っていない。

 

 

そう。

 

 

これは昨年7月に発売された『全力おかず盛り』の後継機である。

茶色オンリー

 

 

Sammyから出たA+ART機、エウレカセブンからのサクラ大戦的なね?

スロッターしか分からないね。

 

 

全力おかず盛りを食べたころはまだブログを書いていなかったので記録は残していないが、激闘だったことを記憶している。

 

ご飯なし、茶色が95%を占める色彩感覚、揚げ物のみで仕上げるというアホの弁当である。

 

当然かつやの揚げ物は美味しい。時間が経ってもサクサクだしジューシーだ。

 

だが、そのジューシーでサクサクなところが後に仇となる。

序盤はいい。

100個食えると錯覚するくらい美味しく食べれる。

しかし、半分を過ぎたころ、とにかく衣が重くなる。

 

重いなんてもんじゃない。激しい頭痛と胸やけに心をへし折られながら完食し、翌日の昼まで胃もたれしていた。

 

 

そんな「全力おかず盛りの」後継として登場した今回の「かつや盛り」。

 

説明文にはこんなことが書かれていた。

 

 

2021年7月に販売された「全力おかず盛り」を販売した際に、手頃なサイズ感でありつつ色々な揚げ物が楽しめると大変ご好評いただきました。そこで、いつでも手軽に楽しんでいただけるようにテイクアウト専用の通期メニューとして1~2人前の「かつや盛り」と、期間限定で専門店の揚げ物を思う存分楽しんでいただける「選べるパーティBOX」が誕生しました。

 

手ごろなサイズ感だと?

楽しめるだと?

 

何言ってんだこいつ。

 

僕はあの死闘を思い出し、この意味不明な説明文に驚きを通り越し呆れてしまった。

 

 

しかも、前回のは1人前とハッキリ書かれていた。

今回は1~2人前。

 

これはパワーアップしている。

サイヤ人のように出会うたびに強くなっているのがかつやなのだ。

 

 

前置きが長くなってしまったが、仕事終わりの22時過ぎ。

揚げ物を食べるにはアウェーでしかない時間にかつやへ行く。

 

かつや盛りをテイクアウトし帰宅。

 

帰宅の道中、激しい揚げ物臭が車内を満たす。

 

もう戦いは始まっているんだ。

 

 

窓を全開にして車を走らす。

 

吸い過ぎてしまうとHPを半分くらい減らしてくるから気をつけねば。

 

 

さぁゴングを鳴らそう。

 

 

見事なまでの茶色である。

 

別角度からも見てみよう。

 

寸分違わず茶色だ。

 

内容を見ていこう。

開発者はフードファイターかゴリラ説



・ロースかつ80グラム

ヒレカツ1枚

・メンチカツ1枚

・エビフライ2本

・から揚げ2個

 

うむ。

書き出すとこんなもんだが実際に実物を見るとその圧倒的ボリュームに潰されそうだ。

 

 

でも、おいら負けないよ。

 

 

 

メンチカツをかじる。

テイクアウトしたとは思えないほどにサクサク。

そしてジュワっと肉汁があふれるメンチカツは、一口でお腹いっぱいになるほどの攻撃力。

 

エビフライ、サクサクの衣をまとった長い棒状の物。

 

から揚げ、美味しいが一個がデカすぎる。衣もしっかりついており、破壊力はバツグン。

 

ヒレカツ、このパーティ唯一の良心。肉がしつこくないのでなんとか食べれる。なお衣は相変わらずのパンチ力。

 

 

そしてロースかつ。

 

 

を一口食べたところでゲームセット。

 

 

 

今シーズン初の敗北を喫する。(残りは翌朝美味しく頂きました)

 

 

序盤から衣のパンチを受けすぎたことが敗因か。

とてつもない頭痛と胸やけに、昨年の死闘がフラッシュバック。

 

もうしばらくはかつや行きたくない。

 

行きたくないどころか禁止したいと思います。

 

 

こんなにも頭痛くなるほど油を摂取してどうする。

ヘルシーなことこそ正義な令和においてかつやのこの商品は頭が悪すぎる。

 

だが、それでいい。

 

 

これこそがかつやだと思う。

 

こうじゃないと。

 

正直平日の22時半に食べるものではなかった。

 

大きな後悔と、胃もたれ、そして帰ってきたかつやの暴れっぷりに少しの微笑みをもって就寝。

 

もう二度と行かないから。(次の期間限定まで)