むらよし農園

面白いことが書ければと。

ラジオで泣いた日

休日出勤を終えて5時過ぎから飲み始める。

明日は休みを取っている。気合入れて飲んでもいいはずだが僕は7時前にお店を後にした。

 

家路を急ぐ。

途中うっかりココイチに寄ってしまうアクシデントもあったが、無事に8時前には家に着くことが出来た。

 

 

ラジオをつける。

最近はめっきりリアルタイムでは聞かなくなった『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』を聴くために。

 

 

先日の記事でも書いたが、上島竜兵さんが亡くなった。

 

murayoshinouen.hatenablog.com

 

上島さんを師と仰ぐ有吉さんが、上島さんが亡くなって最初のラジオで何を語るのか。

 

不謹慎かもしれないし、悪趣味かもしれない。

それでも、我々ゲスナー(リスナー)の軍曹であり兄貴でもある有吉さんの話を聞く必要があると思ったのだ。

 

 

ラジオが始まる少し前に後輩から連絡が。

 

 

「有吉さんのラジオ一緒に聞いてもいいですか?」

 

コイツもゲスナーのはしくれ。

やはり気にしていたんだ。

 

いつもは僕も後輩もラジコで聞いており、リアルタイムでは聞いていない。

主に仕事中に聞いている。

 

そんな後輩もやはり今日だけはリアルで聞きたいのか。

 

 

後輩はうちに来ると、

 

「ちょっと今日だけは一人で聞くのは苦しくて・・・」

 

と寂しそうに笑った。

 

 

いい歳した男が二人でラジオを聞くために集まるなんて情けない姿だ。

 

 

有吉さんはどんな風に上島さんのことに触れるんだろうか。

ドライな部分もあるし、淡々と進めるかな。

全く触れないこともあるのかな?

 

それともやはり笑いに変えながら触れるのかな?

 

 

ラジオが始まった。

 

 

有吉さんは冒頭からがっぷりと上島さんの話を始めた。

 

淡々としながら、笑いを交えながら、時折涙を堪えながら。

 

堂々と真正面から上島さんの死について語る有吉さんはかっこよかった。

 

僕と後輩も目に涙を溜めながら無言でラジオを聞き始めた。

なんとも言えない気持ちだ。

 

しかし有吉さんが、涙を堪えきれず言葉に詰まった末に絞り出した

 

 

「じゃあ・・・ラップいきますか?」

 

 

という一言に吹き出してしまった。

 

キクケンさんのラップも飛び出し少しずつ和やかなムードになってきた。

 

後輩はいつものラジオの雰囲気が出てきたところで家に帰っていった。

何しに来たんだあいつは。

 

年始の上島竜兵スペシャルを毎年楽しみにしていたが、もう聞くことはできない。寂しいけれど仕方がない。

 

上島さんのご冥福をお祈りしよう。

 

 

 

昨夜の放送は、とにかく胸を打たれる放送で、何度も聞き直した。

 

そのせいでパソコンもスマホもいじれずブログも見れず当然何も書けなかった。

 

 

昨日の記事で300投稿を報告し、次の目標は明日の更新といったそばからギリギリの投稿となった。

 

もう一度気持ちを入れ直し、しっかり書いていきたい。