長々と働き、どうにも食べたくなったあいつ。
日本中の、いや世界中の飲食チェーン店で最も好きなあいつ。
そうCoCo壱に久しぶりに行ってきた。
約一か月ぶりのCoCo壱。
メニューが大幅なリニューアルをしていて驚いた。
いいのもあるし、うーんなのもある。
大きな変更は以下の3つ
1.ご飯の量が少しだけ細かく設定できるようになった。
2.トッピングをハーフサイズで注文できるようになった。
3.サラダがハーフサイズとなり、セット価格で安くなった。
最初は理解するのに時間かかってしまった。
ご飯のサイズが350グラムとか選べるようになった→分かる。
トッピングをハーフで頼める→分かる。
サラダがハーフサイズ→うーん。
サラダはハーフにも出来ます。ならよかったんだけど、全てハーフとなり、フルサイズは無くなってしまったようだ。
うーん。イカサラダをたっぷり食べるのが好きだったんだけどな。
安くなったのはうれしいけどな。うーん。
そう思うが、注文してみよう。
やはり小さいな。
これまでのやつと比べると一目瞭然だ。
しかし従来のイカサラダは約400円だったことを考えると、半額近くになってるので妥当な量か。
味はいつも通り安定の美味しさ。
そしてカレーが来る前にサクッと食べ終わる。
あれ?
そんなに少ないって感じでもないぞ。
案外このくらいの量でちょうどいいんじゃないかな。
少ないと思ってたイカサラダのサイズも、食べてみるとそうでもないことが分かった。
僕はサラダがたくさん食べたいんじゃなくて、『ベジファースト』したかっただけなんだ。
これで安くなってるなら全然オッケーだ。
そしてカレー
期間限定のスパイスカレーを。
いつものカレーよりもスッキリとキレのある辛みと複雑でシャープな香りがスプーンを持つ手を緩めさせない。
パリパリチキンはスパイスカレーとの相性抜群。サラサラのルーにガツンとした食感をプラスしてくれる。
5辛にしたことでさらに刺激をまとったこのカレーに隙は見当たらなかった。
結論から言うとめちゃ美味しかったよね。
大満足だよね。
今回のリニューアルはおそらく、ウクライナ情勢や円安による物価の高騰が影響していることは想像に難くない。
全ての飲食店に言えることだが、物価の高騰による消費の冷え込みを考えると、メニューの値上げすることは苦渋の決断だろう。
そんななか、CoCo壱のこの変化は「アリ」じゃないかな。
サラダをハーフにし、価格を下げる。
トッピングもハーフを用意してあげることで、実質は値上がりしてるかもしれないけど、あまりそれを感じさせない。
事実、いつもの会計より安かった。
これならきっと足が遠のくことはないんじゃない?よくやってると思う。
給料は上がらないし、よく行く飲食店の値上がりは止まらない。
正直しんどいけど、CoCo壱の頑張りを見てたら、なんとかまだ踏ん張ってやろうかなという気がしないでもない。
働く日本人を癒す美味しい食事が誰でもいつでも気軽に楽しめる。そんな未来を願って、僕はCoCo壱を後にする。
涼しい風が吹いている。
いい気持で明日も頑張ろうじゃないか。