むらよし農園

面白いことが書ければと。

鳩とバイバイしたくて

とうとう来ました。

 

待ちに待ったこの日が。

 

どうやらお別れのときが来たようです。

 

あいつらと。

 

そう。

 

 

鳩と。

 

 

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勝手に住み着き、勝手に卵を産み、勝手に育てていたあの鳩。とその子ども。

 

あいつらとのお別れが来ました。

 

 

土曜日の朝。

 

何気なくベランダを見てみると鳩がいない。

最近は親鳩はいないことが多かったが、まだ子どものあいつは常に洗濯機の後ろでピーピー言っていた。

 

なのに今日は一羽もいない。

とうとう巣立ったのか!!

 

これは嬉しい。

 

よしベランダの掃除でもしようかなと、いつも鳩がいたところをマジマジと覗いてみた。

 

「えっ・・・」

 

 

あまりの汚さに呆然と立ち尽くし、一切のやる気を無くしてしまった。

 

そのくらい汚い。

 

どうしたもんかな~と思いながらその日を過ごした。

 

ちなみに夜には鳩帰ってきてた。

ただお出かけしてただけみたい。

門限守んなや。帰ってくんな。

 

お前らのために屋根まで設置して雨に濡れないようにしてあげた僕の優しさを糞で返してきやがって。いい加減にしろ。

 

よし。もう追い出そう。

 

 

翌日、朝に鳩が出掛けていったのを確認して後輩に連絡する。

 

飯おごるからベランダの掃除手伝ってくれ!

 

後輩はしぶしぶやって来てくれた。

 

とりあえず『かつや』を奢り、僕の家へ。

 

二人がかりで洗濯機を動かし、その汚さに絶句する。

 

 

どんだけ糞してんねん・・・

汚すぎる

 

なんか糞なのか土なのか分からないがとにかく汚かった。

これまで見て見ぬふりしてた罰だ。

頑張って掃除しよう(後輩が)

 

デッキブラシを使って土なのか糞なのかよくわからないものをかき出す。(後輩が)

 

そのおぞましさに声をあげる(僕が)

 

なおもデッキブラシでかき出す続ける(後輩が)

 

見てられず目を背ける(僕が)

 

かき出して集めたものを袋に入れる(後輩が)

 

その袋を持つ(僕が)

 

大分マシになってきたところで水を出してこすり始める(後輩が)

 

ホースを巧みに操り水を流す(僕が)

 

この連係プレーを続けること30分。

ようやく作業は終わった。

 

見違えるぜ

 

驚くほどきれいになった。

やれば出来るもんだな。

掃除してる途中何度も何度も親子で様子を見に来ていた鳩。

 

巣の一大事に駆けつける鳩

 

我が家が大変だと聞いて、じゃねえよ。

お前らの家じゃねぇし。

様子見に来んな。

帰れ。

 

何度も接近してきたので何度も追い出す。

そのうち来なくなった。(夜また来た)

 

ベランダがきれいになっただけで気分も上がる。

この状態をキープしていこう。

そしてまたやってくるであろう鳩への対策も真剣にしないといけない。

 

鳩との戦いはまだ始まったばかりだ。